ノブ忘れたい 絶望色の世界に、笑いながら入って来た 君は ほんとにまぶしかった だからこそ 忘れたい 君は、ほんとに暖かくて 優しい人 そんな人を知ってしまったから 一人が寂しくて 耐えられなかった 愛しくて、しょうがなくて だけど、あの太陽を傷付けていたことを 今でも後悔していて 君を忘れるということは 絶望の世界には、 『誰も入って来なかった』ということで 『あたしはずっと、一人だった』ということで 何度か、誰かが ドアを叩いたけれど あたしはいつも ノブに手をかけたまま 君を思い出し、 失う事の痛みが疼く ホームに戻る |